成分そのままで甘い

ミラクルフルーツは味覚修飾植物で、
ミラクリンと言う味覚修飾物質を含有した植物です。
ミラクリンは、舌の味蕾器に作用して酸味を一時的に甘味に変えます。
酸味の成分を変化させて甘く感じさせるのでなく、
成分はそのままで、味蕾から甘いと言う信号を頭に送るだけです。
ですから、酸味も若干感じます。
味覚修飾植物は、ミラクルフルーツの他にクルクリゴ・ギネマム・ナツメなどがあります。

味覚修飾植物の色々

植物名 含まれる部位 味覚修飾物質 効果
ミラクルフルーツ 果実(赤く熟した物) ミラクリン 酸味を甘味に
クルクリゴ 果実 クルクリン 酸っぱい物と水を甘く
ギムネマ ギネマム酸 甘味を抑える
ナツメ ジジフィン 甘味を抑える

ミラクリンとクルクリンの性質の比較

ミラクリン クルクリン
分子量 49,000(二重体)
24,000(単量体)
27,800(二量体)
12,000(単量体)
アミノ酸残基 191個 114個
糖含量 14% −−−−−
等電点 9.1 7.1
無味 甘味
甘味誘導効果 酸・水
保持時間 2時間 10分



     

 eミラクルフルーツ
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